トラネキサム酸服用中に運動しても問題ない?

 

トラネキサム酸を服用しているからといって、運動をひかえる必要はありません。しかし、なんらかの理由があってトラネキサム酸を服用しているはずです。つまり、場合によっては注意をしなければならないのです。

 

止血目的で服用している場合

 

トラネキサム酸は、再生不良性貧血や白血病、紫斑病などの治療にも使われています。そういった病気の場合、運動することの判断は慎重におこなう必要があるでしょう。

 

もし、再生不良性貧血であるなら、もともと赤血球がたりなくなって酸欠状態になりやすいというリスクを抱えています。運動することでさらに酸欠状態が進めば、体への負担が増し、深刻な症状をひきおこすことも考えられます。そういった理由から、有酸素運動はとくに控えなければなりませんし、はげしい運動だけでなく体への負担がかかる行動はすべて避けるべきでしょう。

 

止血目的でトラネキサム酸を服用しているなら、激しい運動はできないと考えるのが一般的です。また、はげしい運動でなくてもじゅうぶんに注意しなければなりません。

 

蕁麻疹や湿疹の治療目的の場合

 

蕁麻疹や湿疹が出ている理由によります。食べ物などの相性が問題で出たアレルギー症状の場合、体温を上げたり、発汗するとヒスタミン分泌量が増加し、さらに蕁麻疹が出やすくなることがあります。その場合、もちろん運動は控えたほうがいいでしょう。

 

こちらについても、トラネキサム酸を服用しているかどうかは関係なく、皮膚の症状について考慮する必要があります。

 

のどの腫れや炎症をおさえる目的の場合

 

トラネキサム酸をのどの腫れや炎症をおさえる目的で使用しているなら、発熱や風邪の症状がでているかもしれません。もちろん、そんな状態での運動は控えるべきでしょう。運動するのは、それらの症状がおさまって体調が回復してからにしましょう。

 

シミや肝斑を改善する目的の場合

 

トラネキサム酸をシミや肝斑治療で使用しているなら、体に不調はないはずです。したがって運動することによるリスクはないでしょう。

 

トラネキサム酸を服用するのはいくつか目的がありますが、運動が問題ないとされるのは、シミや肝斑対策として服用しているケースだけです。それ以外では、どんな病気で治療しているのかで判断が分かれますが、いずれにせよ激しい運動は控えたほうが無難でしょう。

 

むしろ運動がプラスにはたらくことはある?

 

くり返しになりますが、トラネキサム酸をシミや肝斑の改善のために使用しているなら、運動自体に問題はありません。それどころか、運動することでメリットもあるのです。

 

まずは、トラネキサム酸の副作用に注目してみましょう。シミや肝斑でトラネキサム酸を服用している人なら、健康体であるケースが多いでしょう。しかし、健康だからといって、トラネキサム酸の副作用がでないとはいえません。どんな医薬品でも多少の副作用リスクはあり、トラネキサム酸も例外ではないからです。

 

トラネキサム酸の副作用でもっとも心配されるのが、血栓ができやすいというリスクでしょう。そういったリスクを避けるために、血液の流れをよくする運動をおこなえば、血栓をできにくくする効果が期待できるというわけです。

 

ただ、やみくもに運動すればよいというわけはありません。激しい運動は体に負荷がかかりすぎますし、続けることがむずかしくなるからです。まずは、軽い運動からでよいので継続することが大切です。毎日つづけられる程度のウォーキングなど、自分にあった方法を見つけましょう。

 

なお、運動以外にも血流をよくする方法はあります。ぬるめのお風呂でゆっくり浸かって半身浴をするのも効果的です。なお、トラネキサム酸の副作用リスクは低く、服用した人すべてに副作用がでるわけではありません。しかし、血栓をできにくくするために、運動などの血行促進対策を積極的におこなえば、得られるメリットは大きいといえます。脂肪を燃焼すれば理想のスタイルに近づくこともできますし、成人病予防にもなるでしょう。美白だけでなく体をひきしめるためと考えて、日常生活に軽い運動をとりいれてはいかがでしょうか。